制作者のコメント:
東日本大震災による原発事故の影響で、思いもよらず避難しなければならなかった福島県飯舘村の人びと。避難指示が解除され、6年以上続いた仮設住宅での暮らしから村に帰る選択をした村民たちに、かつての村の様子や帰村後の暮らし、村への想いを聞いた。語りを聞き、身ぶりを捉えた映像の記録。
聞き手:
島津信子
撮影・編集:
福原悠介
撮影年月日・撮影地:
2017年12月-2018年12月(福島県相馬郡飯舘村・伊達郡国見町)
収録:
56分
制作年:
2019年
※このDVDには英語字幕が付いています。
【視聴者のこえ】
・素顔の被災者でありつつ、素顔の生活者がともに自然にあらわれていた。震災の村での暮らしの厚みと災後の苦難の重みがともにたたずまいの中に積み重なっていることが映像に記録されていた。美しい自然と風景と除染土のパックの風景の両者の景色がうまく言えないがよかった。(2019年3月上映会)
・実家が川俣町なのでとなりの飯舘村の記録大変身近に感じて観てました。本当に理不尽な状況を強いられ、飯館村はいちばん最後に避難となるなどひどいと思っていました。今回生の声が聞けて大変よかったです。もっと怒りの声があるのかなと思っていたのですが……年齢もあるのか?そんな中で男性の話ー原発に対する批判が直に伝わってきた。共感しました。(2019年3月上映会)
本作品は、せんだいメディアテーク2階 映像音響ライブラリーにて貸出しています。
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