ごうけいほうもんしゃすう

02 母から子に伝える震災のお話①

 

録音小屋に立ち寄ってくれたお母さんと娘さんの親子。
震災の時にはまだ生まれていなかったという娘さんに、お母さんから伝えられたお話です。

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現在6歳で、震災当時はまだ生まれていなかったという娘さん。震災時の写真や津波の映像を見たことも、お話を聞いたこともないという彼女に、お母さんは自身と当時1歳半だったお姉さんのお話を語り出します。
その他にも、電気やガスが止まったり、食べ物が買えなくなったりして困ったこと。そして、福島の原子力発電所が爆発したことによって、仙台も危ないと、実家に避難したこと。家族はみんな無事だったけど、津波のひどかったところや原子力発電所の近くの人たちは、とても大変な生活をしていて、今も戻れないでいる人がたくさんいるということ、、などが伝えられました。

3月11日が近づくとやっぱり思い出すというお母さんからの「地震の時はどうしますか?」という質問に「テーブルの下に隠れる」と答える娘さん。「お願いしますね」というお母さんの言葉で終わりました。

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このお話が録音された日:2019年3月10日


【わすれン!録音小屋とは】
当時のこと、そこからの暮らし、いまの気持ち。これまで聞けなかったこと、話したかったこと。あなたの家族や友人などに聞いてみませんか。話し手と聞き手のふたりひと組で、録音して残し、後世に伝えていくプロジェクトです。詳しくはこちら

<2019年7月31日記事作成>

 

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せんだいメディアテークでは、市民、専門家、スタッフが協働し、東日本大震災とその復旧・復興のプロセスを独自に発信、記録していくプラットフォームとして「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)を開設しました。

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