制作者のコメント：
2022年。震災後、初めて荒浜の海を目指す。前回荒浜を訪れた2015年、海岸は封鎖され、入れなかった。故郷・仙台は海から切り離されていた。そして、荒浜を畏れている自分に気づいた。だが、今回、11年後の3月11日、海と対面しなくてはいけない。そう思った。顔面に風を受け、海が広がるまでの徒然なる道行きと、前作『参佰拾壱歩の道奥経 個的弔いの儀』に至るまでの歩行録。

制作：
宙崎抽太郎

撮影年月日・撮影地：
2022年3月11日（宮城県仙台市青葉区・若林区）

収録：
10分

制作年：
2023年

本作品は、せんだいメディアテーク2階 映像音響ライブラリーにて貸出しています。DVDの貸出状況のご確認には、仙台市図書館ウェブサイトの資料検索をご利用ください。