広域避難のきろく

インタビューシートに書きのこす、それぞれの避難

東日本大震災の避難経験について、あなた個人のことを教えてください。

2023年3月より、さまざまな問いから出来事を振り返る「インタビューシート」を館内に設置し、来館者の方々に書いていただいています。

今年度わすれン!では、北海道で避難者支援事業に取り組むNPO法人北海道NPOサポートセンターと協働で、東日本大震災での避難経験を書きのこせる「インタビューシート(東日本大震災 避難のこと)」を作りました。

インタビューシート(東日本大震災のこと)は、震災経験の有無や被災状況の程度にかかわらず、記録できるものです。今回制作したインタビューシート(東日本大震災 避難のこと)は、その中でも避難をされた方々の経験に焦点を当て、その記憶をのこすものです。

東日本大震災では、一時的/長期的な避難、強制/自主避難、区域避難(全町・全村避難を含む)、避難所避難、在宅避難、広域避難、避難先への移住・定住、今も避難生活中など、さまざまな避難があります。北海道でも地震や津波、原発事故による避難者の受け入れがおこなわれ、今もなお避難を続けていける方が多くいます。

震災から15年を迎えようとしている今、避難にまつわる記憶や経験の記録を試みました。

寄せられた体験談

今回、北海道NPOサポートセンターでは、主に北海道へ避難した方へ、インタビューシート(東日本大震災のこと)とインタビューシート(東日本大震災 避難のこと)の2種類をお送りしました。この記事では、2種類のシートをとおして書きのこされた、震災当時のこと、そこからの避難の記憶を紹介します。

なお、北海道NPOサポートセンターでは全国各地の避難者支援団体・施設等にもシートをお送りしました。そのため、避難先や居住先が北海道以外の方の記録も含まれます。

*シートについて

左側のシートは、インタビューシート(東日本大震災のこと)、右側のシートはインタビューシート(東日本大震災 避難のこと)となっています。
それぞれのシート上部に記した地域名は、「震災当時に住んでいた地域 → 現在住んでいる地域」をあらわしています。

 

宮城県からの避難

宮城県 →  北海道札幌市

 

 

 

 

 

 

多賀城市 → 北海道札幌市

 

 

 

 

 

 

仙台市 → 北海道札幌市

 

 

 

 

 

 

仙台市 → 北海道余市町

 

 

 

 

 

 

仙台市 →  北海道

 

 

 

 

 

 

仙台市 → 沖縄県那覇市

 

 

 

 

 

 

栗原市 → 記入なし 

 

 

 

 

 

 

福島県からの避難

福島市 → 北海道 → 福島市

 

 

 

 

 

 

南相馬市 → 北海道札幌市

 

 

 

 

 

 

楢葉町 → 札幌市

 

 

 

 

 

 

いわき市 → 北海道札幌市

 

 

 

 

 

 

相馬市 → 北海道富良野市

 

 

 

 

 

 

関東地方からの避難

茨城県 → 北海道札幌市

 

 

 

 

 

 

埼玉県さいたま市 → 北海道札幌市

 

 

 

 

 

 

東京都 → 北海道札幌市

 

 

 

 

 

 

インタビューシート(避難のこと)の内容


シートには、以下の13の質問項目を記載しています。

・避難のきっかけを教えてください。(行き先はだれが/どうやって決めましたか?)
・避難の足どりを教えてください。(いつ/だれと/どうやって)
・何を持って/置いて避難しましたか?(エピソードもあれば教えてください)
・避難先への移動中のことで、印象に残っている光景や出来事はありますか?
・避難先ではじめて迎えた夜・朝についてどんなことを覚えていますか?
・避難先でびっくりしたことはありますか?
・あなたの支えとなったものは何ですか?
・住んでいた場所に戻ったのはいつですか?そのとき、どんなことを感じましたか?
・震災後の今の生活に慣れるまでかかった時間はどのくらいですか?
・震災や避難をとおして、もやもやしていることはありますか?
・今ふり返ると、避難経験はあなたにとってどんな意味を持ちますか?
・あらためて避難経験について話すとしたらだれと、どんなことを話したいですか?
現在のあなたのことを教えてください。
・ほか、思い出したことや書きたいことなどあれば、ご自由にお書きください。


このシートのPDFはこちらからダウンロードできます。(印刷はA3サイズ推奨)
*2026年1月より、シートデザインをリニューアルしました。この記事で紹介しているシートとデザインが異なりますが、質問項目はすべて同じものです。

 

企画
NPO法人北海道NPOサポートセンター
せんだいメディアテーク(3がつ11にちをわすれないためにセンター)

センターについて

せんだいメディアテークでは、市民、専門家、スタッフが協働し、東日本大震災とその復旧・復興のプロセスを独自に発信、記録していくプラットフォームとして「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)を開設しました。

3がつ11にちをわすれないためにセンター
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